弥治郎こけし
弥治郎こけし
体験・スポーツ
鎌先温泉から湯川に沿って北方に道をたどると、秀嶺不忘山を仰ぐ、こけしのふる里弥治郎集落があります。古くから木地挽きが営まれ、工人がこけし作りをしています。全日本こけしコンクールなどで工人たちは数々の受賞をするなど、こけしの発祥地の一つとして、弥治郎こけしの知名度が高い。
一つ一つが手作りという点や、“新型”に見られるかわいい顔ややさしい顔が女性や若者の心をくすぐり、ひそかにブームを巻き起こしている「こけし」。伝統こけしの産地を訪ねると、その愛らしさや文化にさらに魅せられます。鎌先温泉に程近い「こけし」の故郷・弥治郎地区。春から秋まで田畑を耕し、秋から冬にかけ山の木を伐り出してこけしを作り、湯治客のみやげ物として売られた「弥治郎こけし」は、温泉の歴史と共に山あいの集落で育まれてきました。ろくろで描かれた頭部の二重、三重の輪は、まるでベレー帽をかぶったような愛らしさ。胴体にも鮮やかに色付けされ、子どものようなあどけない表情が特徴です。「弥治郎こけし村」は、1階にこけしの歴史を昔懐かしい写真と共に紹介する展示室、2階には展示販売と絵付けが体験できるコーナーも。外の広場には職人たちの工房が並び、山の息吹を感じながら、素朴で温かいこけしの故郷を体感できます。白石では、毎年5月3日~5日まで「全日本こけしコンクール」が開催され、多くのファンで賑わいます。
★絵付け体験:随時受付 ※10人以上の場合は電話にてご予約を。/700円(木地代含む)
- 郵便番号
- 989-0733
- 住所
- 宮城県白石市福岡八宮字弥治郎北72-1
- 電話番号
- 0224-26-3993
- 営業時間
- 午前9時~午後5時(4月~10月)/午前9時~午後4時(11月~3月)
- 定休日
- 毎週水曜日(祝祭日の場合は、翌平日) 、年末年始は12月29日~1月3日まで
- 備考
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無料 ※こけしの絵付け体験 700円(木地代含む)
- 交通アクセス
- 東北自動車道白石I.Cから車で15分
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